前回のコンテンツ
「消毒って?」
コロナが世の中を騒がせて数年。混乱も段々と収束し始め、マスク使用も緩和されて来ています。
お店に置いてある手指消毒用のアルコール液の減り方も以前に比べ、緩やかになっているように感じます。
感染者が万人を超えていた頃は、来店するお客様も積極的に手指消毒をされていましたが、意識の変化でしょうか?
コロナに限らず、普段からの消毒は、手指・器具ともに大切な事ではあるのですが・・・。
現代は、消毒液や消毒器具も進化し、しっかりした消毒・治療・ケアも出来るようになりましたが、
戦国時代は?と言うと全くと言っていいほど滅茶苦茶でいい加減なものでした。
戦いが日常茶飯事の時代、常に怪我の心配が付き纏う戦場には、「金創医」と呼ばれる医者がいました。
金創=刀・槍・矢・鉄砲等による外傷の事で、金創医は怪我人に対して、様々な治療を施していました。
血止め、傷口を洗う、縫う、等は普通の行為ですが、中にはやぶ医者や、医療の知識が無い一般の兵士が
消毒や治療を行っていました。
よく聞く消毒法が、
①傷口を焼酎で洗う。
☆斬られた箇所に、口に含んだ焼酎を吹きかけるシーンを時代劇で観た事があると思いますが、
私も実際にやってみた事がありますが、すんげぇ痛い。とにかく沁みる。オススメしません。
②傷口に塩をすり込む。
☆これも、すんごく痛い。とにかく痛い。ずっと痛い。苦しむだけです。やめましょう!
③傷口に梅干あるいは生姜を塗る。
☆とにかく痛いだけです。梅干しより生姜の方が痛いです。食べるだけにしましょう。
切り傷の消毒でも、結構刺激のあるものばかりですが、更に無茶苦茶な治療法もありました。
④矢や鉄砲玉を取る場合
☆「くぎ抜き」で無理やり引っこ抜く。体内に矢じりや玉が残るよりマシと言う考えから。
⑤小便で傷口を洗う
☆傷口が痛むようなら、これで洗うと良いと書物に残っています。
⑥葦毛の馬のフンをすり込む。
☆出血が酷く、お腹に血が溜まる様なら、フンを水に溶かしたものを飲むと効く!
そんな訳あるかい!!とツッコミを入れたくなる内容ばかりですが、戦国時代では普通の行為。
※【現代の消毒法や治療法からすれば、あり得ない事ばかり。絶対にマネしないでください(笑)】
ざっとあげただけでも、こんなに無茶苦茶な笑えるものばかり。ちゃんとした消毒液があって、
しっかりとした治療法が確立されている今の時代で良かったとつくづく実感しませんか?
「フィルム写真」
フィルムカメラで写真を撮る事の面白さは、なんといってもその場ではどの様に写っているのかがわからない所だと思います。
ピントは大丈夫なのか、露出は大丈夫なのか、構図はどうなったのかなどさまざまな要素の不安を抱えながら写真を撮る。それ故に、1枚1枚を丁寧に考察しながら写真を撮ることに集中出来るのだと思います。
私が使っているカメラは、オートフォーカスのカメラではないので、絞りとシャッター速度で露出を決め、ピントを合わせて、構図を決めてシャッターを切るという一連の動作のリズムで写真を撮るので、その行為自体が楽しいのだと思います。スマホでしか写真を撮らない人には、面倒臭くて考えられない事かもしれませんが。
フィルムカメラは、デジタルカメラと違い撮像素子がないので、カメラ自体で出てくる写真の色味などの違いは、つけているレンズと使っているフィルムによって差が出てきます。レンズによる違いは、味わいがどうとかキレがどうとかとよく言われますが、デジタルカメラにおいてもこの違いは出てくるので、同じような楽しみ方ができるかと思います。フィルムによる違いは、なんといってもデジタルカメラでは表現できない部分だ思います。色味の違いやコントラストの違いによって表現が変わってきたり、粒状感の違いによってまた味わいが変わってきたりします。
フィルムには、おおまかにネガカラーフィルムとネガ白黒フィルム、そして、そのまま光を透過すれば見ることの出来るポジフィルム(リバーサルフィルム)があります。デジタルカメラのいうところの、ビビット、ナチュラルなどのモードの変更のようなものですが、フィルムメーカーによっても違いますのでその時の気分でフィルムを選べるのも楽しみの一つだと思います。
ネガカラーフィルム
ネガ白黒フィルム
ポジフィルム(リバーサルフィルム)
是非皆様にもフィルムで写真を撮ることを楽しんでいただきたいと思っておりますので、スマホでしか写真を撮ったことのない人にも気軽に扱える究極のフィルムカメラをご紹介します。
それは、『写るんです』です。
露出を合わせなくてもよく、ピントを合わせなくてよく、ただ構図を決めてシャッターを押すだけ。ほぼスマホと同じです。違うのは、現像に出してプリントするか、スキャンしなければ、結果がわからないという所です。
是非是非特に若い方には、一度試して頂きその魅力をわかって頂きたいと思っております。
「美味しいは幸せ」
新年早々コロナになりました…。
40℃が2、3日続いたのですが、のどの痛みはなく、その後はすんなり熱は下がり「もう大丈夫!」と思った時です
何も味がしない…??!匂いもしない…。
コロナ流行当初は味覚異常からコロナ発症という流れが多いように聞きましたが、僕の場合は発熱が終わった後でした。
普段からお昼ご飯を抜くことが多い僕はほぼ一日一食、その一食を楽しみに一日踏ん張って働いているのにそれすら楽しめない、僕にとってはまさに生き地獄です。
失くして解る大切さ、美味しいってすっごく幸せな事なんです。
そこから嗅覚、味覚の回復の為、あれこれ調べて試しました。
まずは、亜鉛の摂取ですが、亜鉛のみではあまり効果が薄いそうで、鉄分とそれをより吸収する為のビタミンc、タンパク質の取ることをオススメします。
食べ物からの摂取も大事ですが、残念ながら味がしない時の食事は本当に楽しくないので足りない栄養はサプリや錠剤での摂取が効果的です
タンパク質はプロテインを飲むか、一番簡単なのは無調整豆乳です。しっかり調べるとコップ一杯当たりのたんぱく摂取量はプロテインよりも多かったりします
しかし、治したい一心でサプリや錠剤を多めに飲んではいけません!何でもほどほど用法容量を守ってくださいね♪
ですがビタミンcは排泄で身体から出て行ってくれるので多めにとっても良いそうです。
次は嗅覚を回復させる方法で、柑橘系のアロマを1回10秒ほど嗅ぐトレーニングがあります。最初は全然感じませんが繰り返すことで少しずつ感じるようになります!
ここまではネットに載っていましたが、ここからは僕が試した方法もお伝えいたします!
まずはマッサージです。刺激を与えると反応が早くなる為、回復が早まるとされています!
耳前、耳下のあご、あご裏、扁桃腺、首、喉を痛気持ちいい程度で押してください、これは唾液腺マッサージと言い味覚に対しての刺激を与えます。
次に頬と鼻の間、目の下を押してあげてください、これは嗅覚に対しての刺激です。
次は口の中、上あごをもむような感じで押してあげてください。あとは歯茎や舌裏を指でこするようなイメージで押してあげてください。
舌を痛くない程度に歯で噛むのもおススメです。口の中は傷付きやすいのであまり激しくしないのがコツです。
最後はレモン果汁を口に含むです。嗅覚と味覚が全くなかった時でもほんのり酸っぱく感じたり、何回かやるとレモンの風味が強くなってきたり結構効果を実感できました!
梅干しも同様です。その後すぐチョコレートを口に含んで溶かすとほんのり甘みも感じたり出来ます。お醤油も試しましたが、数適口に含んで口の中で転がすと塩味も感じます
後遺症の加減は人それぞれなので一概ではないですが、僕が経験や試したことが、今後同じ後遺症で悩んでいる方の手助けに少しでもなれたら嬉しいです。
「SPY×FAMILYの超能力」
今人気のアニメに“SPY×FAMILY”というものがある。
『週刊少年ジャンプ』で掲載されている漫画で、赤の他人であったスパイの男と殺し屋の女、超能力を持つ少女が「仮の家族」を築き「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディーである。
老若男女楽しめる作品で私も大フアンであるが、ストーリーを細かく説明することは憚りたいので、是非騙されたと思って見て欲しい作品であるが、一つだけ言うならば、主人公のアーニャは人の心が読めるという超能力を持つ少女である。
最初の一瞬は、人の心が読めるなんて、なんて素敵な超能力なんだろう!?と憧れを持った。相手の思うことが分かれば相手が望む受け応えや行動をすれば誰からも好かれる人気者になれ良好な人間関係を送れること間違いない!!と思ってしまったからである。
しかし、直ぐにそうでないと気付いてしまった。人の心は正だけでなく、必ず望まない負が存在するからである。いつもニコニコしていて愛想のいい人が計算して腹黒いことを隠して人と接している、いつも賛同して応援してくれる人が実は人の失敗を望んでいる、こんなことを知ってしまったら人というものを信頼できなくなり人付き合いができなくなってしまうと確信してしまったからである。
人は何故人間関係に悩むのだろう?それは世界80億人の人間の中で自分の考えと全く同じ考えの人はいないからである。それがストレスになり好き嫌いになり紛争になるのである。そして物事にも心にも裏表があるものである。だから人の全てを知る必要はなく、相手を認め表の正の部分で人間関係を築けるように、人には心を読む超能力がないのだと思う。